インザヒ―ローとまほろ駅前狂騒曲、観るならどっち?
三浦しおんさん良い作家さんです。
舟を編む、神去なあなあ日常、風が強く吹いている、などどれもとても好きな本です。
それに、どれもみな映画になりました。映画も秀逸な出来でした。
でもね、まほろ駅前狂騒曲、本はまだ未読ですが、この映画、どうしてこうなった?始まりはまともです。しかし、どんどんどんどんグダグダに変貌していきます。そこ大事なシーンじゃないの?そこもっとつっこんだほうがいいんじゃないの?おいおい、なんでこうなんの?積載重量超過オーバーのトラックなみにツッコミどころ満載です。
テレビシリーズも、前作の映画も独特の空気感が出ていて良かったのに、この映画・・・・とても残念でした。見ている途中で、F●●Kを連呼してしまうほどです。原作者の三浦しおんさんも、複雑な心境に違いない。
一方で、「夢をかなえるゾウ」や「それでも僕は夢を見る」などヒット作を連発している水野敬也さんが脚本を担った映画があります。
イン・ザ・ヒ―ロー
イン・ザ・ヒーロー 豪華版(本編ブルーレイ+特典DVD)(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2015/03/04
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (3件) を見る
良い映画です。これぞ古き良き時代のムービーとでもいうんでしょうか。人々の感情が色々な形で表現され、観客の心を鷲掴みにする仕掛け、なにより笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキありありです。
ああ映画って面白いな、映画っていいなって、そう思わせてくれること間違いなしです。
話の内容も展開も全然違うのですが、なんとなく蒲田行進曲のような軽やかな、そして 切なさを感じました。
というわけで、イン・ザ・ヒーロ-お勧めです。
Good day!