妄想日記 偽ピケティとの会談
記者
「偽ピケティさん、著書のブックオフでの買取価格が700円と販売価格からなんと88%近く価値が下落しているようですが、今のお気持ちはいかがでしょう? 」
偽ピケティ
「まったく理解出来ないよ。rをいかに考えていないか、gよりもrなんだよ。しかし、もともと低価格で出版している本もあるんだ、それがこれだよ」
記者
「これは、シリーズの頭文字を取って、sと呼べばよろしいでしょうか?」
偽ピケティ
「それは、だめだ。なぜかっていうと、sは貯蓄を表すものだからだ。この本についてはピケティノベルズのnで統一したいと思っている」
記者
「nですか、nねぇ」
偽ピケティ
「なんだ、何か不満でもあるのか?」
記者
「いや、nというとどうしても自然数を思い出してしまって。自分、数列や確率にアレルギーがありまして」
偽ピケティ
「そんなことか、私だって納豆はとても信じられない食べ物だと思ってる。アレルギーなんてものじゃない、cannotだよ、cannot 」
記者
「ということはc?」
偽ピケティ
「いやcは消費を端的に表す言葉だから、cではない」
記者
「では、どう表すべきでしょう?」
偽ピケティ
「どうして君は何かを何かで表そうとするのかね?cannotはcannotでいいじゃないか。私は納豆好きな外国人ストイコビッチとは違うのだよ。そういえば彼、日本代表監督が噂されていた際に某テレビ局の生インタビューを受けていたね。彼にこそ、今の気持ちを聞いたらいい」
記者
「彼は妖精ですから、pですね、どちらかといえば」
偽ピケティ
「・・・・・」
記者
「そんなことよりrはカーブを表す文字として認識されていますね」
偽ピケティ
「カープ、ああ、黒田がヤンキースから今年移籍したね。NY、ヤンキースファンの私としては非常に残念だ。なに、そのカープじゃない?いったい君はさっきから何を言ってるんだ?発音がおかしいよ、もう少し勉強したまえ」
記者
「ピケティさん、ボケ返しは結構です。例えば130rなんかどういうことか分かりますか?」
偽ピケティ
「なに130r、とんでもないな、君は。130なんていうrはなかなか望めるものではない。そんな驚くべきrが日本には当たり前のように存在するのか?」
記者「こんな感じです」
偽ピケティ
「いったい、なんだ、これは?カーブじゃないじゃないか。これは人間・・・ではない生物も映っているな。いったいどういう生き物なんだ?」
記者
「こんなのもありますよ」
偽ピケティ
「おいおい馬鹿にするのもいい加減にしてくれよ。私は忙しいんだ。SMなんかには興味はないんだよ。どうしても、気の利いたrを探さねばならないんだ、こんなものrでもなんでもないよ。君はもう少しCapitalというものを理解してくれたまえ!」
記者
「そういうことだと思って用意しておきました。1/350スケールの大阪城です」
偽ピケティ
「Oh、Amazing!!これが、あの伝説の・・・これだよ、これ。私が探し求めていたCapitalは!」
記者
「お気に召しましたか?今ならプレミアム姫路城もついてきますよ」
偽ピケティ
「Oh god!」
Good day!