東芝問題が終わらない・・・
粉飾がみつかっただけ?
長年の粉飾が露見して、第三者委員会を活用して、結果2200億超の粉飾額があったことが公表されて、襟を正して経営にあたることになったはずでしょ。
それなのに、連日、リストラや事業売却なんかの話が出て、企業として壊滅的な話になってきているのはなぜなんでしょう?
これって大問題だし、ほんとうに悪質ということですよね。
東芝の事業自体、実はほとんどがうまくいっていないというのが、実態なんでしょうか?
2015/9末 第2四半期の状況 東芝HPから引用
東芝 投資家情報(IR):決算短信・決算公告:2015年度 第2四半期決算(連結)
2015/3末の状況
なんで、半年でこんなにほとんどの事業で業績が悪化するのか?
2014/9末の業績
前年同期と比較しても、こんなに業績が変わる?
おいおい、公表された粉飾額って、本当は違うんじゃない?
そう疑う気持ちにならざるをえません。
やってる事業が短期間でほとんど総崩れ、軒並み酷い状態になるなんていうことはないでしょうから、実際は長年の負の蓄積が一気に現れたとみるのが正しい判断でしょう。
こう考えると、経営者のみならず、他の取締役や上層部の無能力さに呆れかえります。
東芝という大規模な企業の経営を担う能力がなかった人たちが集まって、あーだ、こーだ、と事業を転がしていた、と考えるべきですね。
会社とそこで働く人は別物です。
日本人の特性というか、自分が何者か、よく分かっていない人をみかけます。自分と会社を同一視してしまうような人です。名門やブランド力のある会社に勤めていると、まるで自分が凄い能力を保有しているかのように錯覚してしまう。会社の名前を言わなければ、誰もあなたとのことは知らないし、何が出来る人なのか、それも分からない。それなのに、なにを勘違いしているのか、鼻高々。
東芝の経営者はどうだったんでしょう?
東芝というブランドに包まれて、自分の能力を誤解していた人はいなかったでしょうか?
現に、東芝の経営は、まったくうまくいっていない。
社内競争に打ち勝っただけの人では、東芝という大企業の経営は不可能だった。
事実はそう示しているんだと思います。
リストラするなら経営陣を含め、マネジメント層を大幅に刷新してほしい。
日本には、稲盛さんや、永守さん、孫さん、柳井さん等、凄い経営者がたくさんいますし、若い堀江さんでもいいから、経営者としての能力を有している人に東芝を任せるべきでしょう。
株主としての責任はとりますよ、そりゃね。相当痛いですよ。
でもね、事業売却やリストラ、こんなにボロボロ本当のことがあらわれてくると、東芝の存在自体が粉飾だったんだと気付かされるわけですよ。
東芝に何が残っているんでしょうか?
ここから這い上がれる技術やノウハウがあるんでしょうか?
期待はしてませんが、保有している株が無価値にならないように、祈りを込めて。
Be good day!