絶歌について、改めて思う。こんなもの買わない
巷で喧々諤々の絶歌
出版社からの依頼で書いていた、そう思っていました。
でも実際は違った。「自ら売り込みに行った」
この事実を最近知って、改めて絶歌は絶対買うべきじゃない、そう思いました。
青空文庫で、無料で誰もが読めるのなら読んでみるかもしれない。(それでも読まないと思いますが)
けれど、この本を買ってまで読むことは絶対にしない。
背景に少年Aの生活困窮等の要因が、仮にあったとしても、夢を見ることを、遊ぶことを、食べることを、恋に悩むことを、美しい景色に触れることを、友人に囲まれることを、結婚することを、自分の子供を愛することを、一方的に奪い去った、そして、奪い去った人間が、まだ生かされている以上、少年Aが残された人生でやるべきことは、罪を告白することじゃない。許しを請うことではない。
ただ絶望を、声にならない声を上げている亡くなった少年達の絶望を、日々背負い、枯れ果てて行くことだ。
Pray for children!