パワフルな人がいた場合の対処法
久し振りに出会いました。
熱量が違うっていうんですか?情熱的っていうんですか?それとも絶倫っていうんですか?
CPUとHDDが一桁以上違う。
頭の回転、記憶力 発想、知識の豊富さ、何も叶いませんでしたよ、ええ。
頭が良いと言うのは一意に決まるものではないけれど、その場面場面において必要な能力を発揮するという意味で、その人はとても頭が良かった。
Beansが最近行った仕事は、法律や慣習、統制、情報開示、様々な角度から対象を検討することが求められ、その対象となる分野も多岐にわたったんですよ。
これらの分野について、一つならず複数の検討課題を提示し、その問題をどのように解消すべきか、どのように是正すべきか、同時並行でドライブしていくその様は、獅子のようであり、精密なロボットのようで、ただ呆然とするしかなかったわけです。
スーパーコンピュータが人間の形をしているのかとさえ思いましたからね。
ああ、もうAI搭載の精密なロボットが製造されたんだ、「もしかすると、未来からお越しになられましたか?」そう聞きそうになりましたよ。
同時に、こういう人の下で働けるのは幸せなことだ、とも感じておりました。
ちなみに、プロジェクトや仕事のマネジメントにかかる実用書は世にたくさんありますけど、例えば、部下をやる気にさせるいくつかの方法なんていうのもありますし、
どれも表紙くらいで中身を読んだことはありませんけれど、その他に、息子をやる気にさせる、とか、自分自身をやる気にさせる、とか、よく考えたらエロ系の話なのか、というようなものまでありますけど、今回その人と一緒に仕事をして分かってしまったことがありました。
無理!
Beansにはとても無理なんです。
つまり、真のリーダーとして、チームの皆をまだ見ぬ遠い目標の場所までたどり着けるようにする、なんてことは、絶対に不可能だと悟りました。
仲間内で、わいわいやりながらなんとなく仕事をこなすことはできるし、その中でまとめ役をすることもできるだろうけれど、本当のリーダーになるような実力なり能力は、自分にはないことがはっきり分かりました。挫折といえば挫折であり、悲しいといえば悲しいのでしょうけど、これは素晴らしい体験だったと思ってます。
悔しくて言ってるわけでもないし、やけになってるわけでもなく、真の能力者(悪魔の実を食べてはいないと思う)の前では、偽物や薄っぺらな力なんてものは簡単に引きはがされるんです。いわゆる化けの皮ってやつ。
Beansは強烈にそれを実感したんです。だからこれは素晴らしいのだ、とバカボンのパパばりに腹巻きに手を突っ込んで、西から昇る太陽を眺めていたい、そう思うわけです。
ああ、ちなみに新しいスタンプをLINEに申請中なんです。ハラマキンというキャラなんですけど、腹黒い腹を腹巻きで隠す、お腹も弱いという設定のキャラなんですが、このスタンプ、どう?これで思いきりコミュニケーションに使えない?と、LINEに対して真っ向からリベンジを挑んでいるわけです。
話は元に戻りますけど、
身の程を知る
ということは、必要なことなんですよ。
もちろん必要な場面に応じて立ち振る舞うことは出来る範囲でしたいし、しなければならないこともあると思いますが、本当の実力者の前では、ただ献身に尽くしたい、そういう立場の人間だと、それでこそ自分なんだということがよく分かりましたからね。
そういう人と巡り合えて良かった。そう思える人が以前にいなかったわけではないけれど、そんなに身近な距離にいられたわけではなかったので。
きっと、これからも出会う機会はそう多くはないでしょう。だからこそ安心しました。そういう人が本当にいるってことが、自分を強くさせてくれるはずなんで。
感謝の意を込めて。
Good day!