スーパーのレジで全てのPOS通しが終わった後で、「これでよろしいですか?」と聞かれるのは何故だろう?
スーパーのレジで全てのPOS通しが終わった後で、「これでよろしいですか?」とか、「他に追加はありませんか?」と聞かれることが不思議でなりません。
カゴに詰めた商品全部、POSに通したのはあなたですが、
もうカゴには何も入ってませんが、
後ろにずらずらとレジ待ち人が並んでますが、
この状態で、「これでよろしいですか?」と聞かれて、「いや、まだ追加します」とか言って、再び商品売り場に戻っていくことが道徳的に、いや日々の生活習慣的に、豊かなショッピングライフ的に、買い物慣れした主婦的に、許されることなのだろうか?
多分、そんなことをしたら、ツノを生やしたご婦人たちが、「キィーッ!」「ナニシテンノヨ!!」「チョットマッテヨ!!」なんていう歓声や嬌声とは程遠い、金切声が店中に響き渡り、ご婦人たちがカゴに入れていた大根を振り回すくらいのエマージェンシーな状態が訪れるに違いない。
大根で頭をかち割られるという大惨事に巻き込まれることは、当然ながら嫌なので、大人しく、「はい」、と答え、もう買い物はすっきりと終わらせました、悔いはありません、くらいな表情を作ってみせるわけだ。
しかし、会計の度に、「これでよろしいですか?」とか、「他に追加はありませんか?」、と毎回聞かれるのが、不思議で、不思議で、そんな無意味なこと聞かないでくれ、って、フィリップ・マーロウを内心で演じながら、その度に小さく頷き、財布の口を開いてお金を渡す、いわば小市民な自分が実は愛おしかったりする。
で、これを書いている内に、はたと気づいたこと。
これって万引き防止!?
あるいは、万引きを確定する瞬間を作るためのSTEP1!?
「その懐にあるものをさっさっと出し晒せ!今ならまだ許してやるぜ」
「しらを通すなら、ここから先は、盗人として、お前をバックヤードに連行し、ごめんなさい、ごめんなさい、と泣き叫んでもゆるさない尋問と拷問をくらわしてやる!」
万引きなのか買いものなのか、線引きをどこかでしなければならない、はず。
と考えると、レジでその区切りをつけるのは重要なことなのか!
という結論に至りました。
世の中には謎がいっぱいです!
Good day!